俳優大浦龍宇一(50)が、元フジテレビアナウンサー寺田理恵子(57)の長女でシンガー・ソングライターゆりえ(28)と結婚したことが24日、分かった。22歳差を乗り越え、22日に都内の区役所に結婚届を提出した。大浦の祖父は、戦前に「歌う映画スター」として一世を風靡(ふうび)した俳優高田浩吉さん(享年86)で、叔母は女優高田美和(72)。ゆりえとの結婚で、芸能一家はさらに彩りを見せている。

大浦とゆりえは、一昨年のクリスマスに出会った。昨年5月に開催したコラボライブに向けて、曲作りをするうちに愛が芽生え、昨年3月から交際していたという。大浦は07年に前妻と離婚。11年から、今春に中学校を卒業した長男主之和(すのわ)さん(15)との2人暮らしを始め、シングルファーザーとしても知られていた。

ゆりえは28歳にして、15歳の息子ができた形だ。もっとも、母の寺田がゆりえの父と離婚後に再婚し、さらにその男性と死別した経験もあることから、あせらずに息子と向き合っているという。状況的に、周囲には心配の声もあったというが、寺田は、娘の幸せを祈って祝福しているという。

ゆりえは結婚後もミュージシャン、女優としての活動を続ける。4月にはシンガー・ソングライター夕夏(28)との音楽ユニット、ユカリエの初のフルアルバム「Yukarie(ユカリエ)」を発表。キャンディーズ解散以来41年ぶりに歌手活動を始める女優伊藤蘭(64)の5月発売のソロデビューアルバムには、楽曲を提供している。6月には、ユカリエのワンマンライブが予定されている。