東京地検は2日、コカインを使用したとして、テクノユニット「電気グルーヴ」メンバーで俳優のピエール瀧こと瀧正則容疑者(51)を起訴した。これまでに同容疑者側から保釈申請されたか分かっていないが、認められれば、3日にも保釈される可能性がある。

所属事務所の「ソニー・ミュージックアーティスツ」は同日夜、同容疑者との契約解除を発表した。

「関係各所の皆様、ファンの皆様にご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、改めてお詫び申し上げます」と謝罪した上で「起訴されたことを受けまして、ピエール瀧とのマネジメント契約を解除いたしました」と報告。一方で「本件に関しましては、引き続き誠意をもって対応させていただく所存です」とした。

瀧被告は3月12日ごろに都内などでコカイン若干量を摂取したとして、関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕された。瀧被告は「仕事用のマンションでコカインを使用した」と使用を認め、「20代のころからコカインや大麻を使用していた」「ストレス解消のためだった」などと供述している。

先月19日には瀧被告にコカイン若干量を譲り渡した疑いで、20年来の友人の横浜市の通訳業田坂真樹容疑者(48)が逮捕された。