21日に放送された福山雅治(50)主演のTBS系ドラマ「集団左遷!!」(日曜午後9時)の第1話の平均視聴率が13・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが22日、分かった。

同ドラマは、50歳を目前に廃店が決まっている銀行支店の福山演じる支店長・片岡洋がリストラ寸前の行員たちと協力して大逆転に挑むというストーリー。福山は「組織人の葛藤や友情、家族愛を明るく描きつつ、笑えて泣ける。でも、深く納得できる作品だと思います」とPRしている。

第1話の内容は、大手メガバンク・三友銀行に勤めるごく普通のサラリーマン・片岡洋(福山雅治)はある日、蒲田支店の支店長の昇任人事を受ける。50歳を前に突然の出世に喜ぶ片岡だったが、実はその人事には裏があった…。

徹底した合理化を目指す常務取締役の横山輝生(三上博史)から「半年以内にノルマを達成しなければ蒲田支店は廃店」と告げられる。さらに「廃店が決まっているから頑張らなくていい。無事廃店になればあなたの身は本部が保証する」と言われるのだ。

頑張らない、ノルマは達成しない、廃店の決定を待つ…はたして本当にそれでいいのか…。

いよいよ支店長としての出勤初日、朝礼で着任のあいさつもそこそこに蒲田支店が融資していた会社の社長がいなくなったと連絡が入る。融資額が5000万円と聞き、片岡は部下の滝川晃司(神木隆之介)を連れて融資先の会社へと向かう。合流した担当者の平正樹(井之脇海)とともに社長の行方を追うのだが…

「ん?これって頑張っていいんだっけ…?」。横山の言葉がよぎり、葛藤する片岡。と、そこへ、副支店長の真山徹(香川照之)から、2日後、蒲田支店に臨店が入るとの連絡が。

頑張らなくてよいと言われた50歳間近の銀行支店長片岡洋。そして、リストラ寸前のダメ社員集団の蒲田支店。支店長片岡の戦いが始まる。