演歌歌手北島三郎(82)が24日、都内で「令和にっぽん!演歌の夢まつり」メディア発表会に出席した。

02年からスタートし、のべ120万人を動員してきたイベントを、令和に合わせて“リニューアル”。第1弾として来年1月から3月まで、東京、名古屋、大阪など7都市で公演を行う。北島は「この道も今年で60年。ここまでやってこられたのも全て演歌のおかげ。見に来て良かったというお土産を持たせられるように、頑張ります」と意気込んだ。

この日は、藤あや子(58)市川由紀乃(43)おかゆ(28)が出席。“ながし”で全国47都道府県を制覇したというおかゆに、かつて6年間「演歌師」として全国を飛び回っていた自らを重ね「俺の時は3つ(曲)やって100円だった。今はおかげさまで、1曲で結構入るようになりましたよ」と笑いを誘った。

また、この日は平成元年に亡くなった美空ひばりさんの命日でもあった。北島は「こうして新しい時代になって、その命日にこうした発表ができて、どこかでつながっているのかな。ひばりさんはプロ中のプロと感じた1人で、これくらいでないと生き残っていけないと教えてくれた。演歌も好きだったし、頑張れと言ってくれていると思います」と話した。