俳優溝端淳平(30)主演のフジテレビ系連続ドラマ「仮面同窓会」(土曜午後11時40分)の6月29日放送の第5話の視聴率が2・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが1日、分かった。前回の3・8%から1・4ポイント、ダウンした。

初回から3・0、3・2、3・1、3・8%だった。

名古屋地区は3・7%、関西地区は3・2%だった。

溝端が演じるのは、住宅設備機器を扱う営業マンの新谷洋輔。高校卒業後に故郷を離れ、過去にふたをして生きてきたが、それには2つの理由があった。18年前に兄を事故で亡くしたこと、そして同級生たちと高校時代に受けた暴力教師による体罰。この忌まわしい記憶から逃れるためだった。しかし洋輔は仕事でミスをして異動となり、再び地元へと帰ってくることになる。そして、高校時代の親友の皆川希一(佐野岳)大見和康(木村了)片岡八真人(廣瀬智則)と4人で、体罰教師・樫村貞茂(渡辺裕之)への仕返しの“仮面同窓会”を開いた。仮面をかぶったまま拉致して、少し痛めつけて放置。だが、樫村は遺体となって発見され、4人は疑心暗鬼に陥り、新たなる殺人が起こっていく。

第5話では、和康(木村)に歩道橋で突き落とされそうになった洋輔(溝端)は自宅で目を覚ます。突き落とされそうになったところから記憶がなく、自宅の洗面所には血が飛び散っていた。

美郷(瀧本美織)から、和康がビルから転落死したことを聞いた洋輔は、もしかして自分が和康を殺したのではないかと混乱する。美郷は「洋輔を信じている」と言って落ち着かせる。

翌日、洋輔の勤務先に刑事が訪れる。監視カメラが捉えた洋輔の後を追う和康の写真を見せられるが、洋輔には全く記憶がなかった。

和康の葬式で顔を合わせた洋輔、希一(佐野岳)、八真人(廣瀬智紀)の3人。希一は洋輔に対し「和康を殺したのはお前だ」と厳しく詰め寄る。希一に対し、洋輔も珍しく口答えをするが、そんな2人の様子を八真人が冷静に見つめていた。