タレントのキム・カーダシアン(38)が、「Kimono(キモノ)」という補正下着ブランドを立ち上げ、物議を醸している。

名前から日本の着物を連想させるため、下着とは全く関係ない日本の伝統的な衣装をブランド名に使ったことに対して「文化の盗用」「日本文化に対する敬意に欠ける」などの批判が相次いでいる。

商標登録も申請していることから、SNSには日本人からのコメントも多数寄せられており、「着物は日本文化であって、下着ではない」など伝統や歴史、文化を踏みにじられたと感じる声があがっている。

SNSで紹介された新ブランドは、さまざまな肌の色に合わせた9色展開でボディースーツやショーツ、ブラなど女性の体形を引き立てる実用的な補正下着になっている。公開された写真にはカーダシアン自身もモデルとして登場しており、「15年間にわたって補正下着に情熱を傾けてきた私の答えがキモノ」とコメントしている。

カーダシアンはブランド名と着物との関連には言及していないが、絵文字アプリでは自身の名前Kimをもじって「Kimoji」と名付けたこともあることから、Kimonoも同様に自身の名前を使った可能性もあるのではと伝えられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)