俳優溝端淳平(30)主演のフジテレビ系連続ドラマ「仮面同窓会」(土曜午後11時40分)の13日放送の第7話の視聴率が2・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが16日、分かった。前回の2・8%から0・1ポイント、ダウンした。

初回から3・0、3・2、3・1、3・8、2・4、2・8%だった。

名古屋地区は4・2%、関西地区は3・0%だった。

溝端が演じるのは、住宅設備機器を扱う営業マンの新谷洋輔。高校卒業後に故郷を離れ、過去にふたをして生きてきたが、それには2つの理由があった。18年前に兄を事故で亡くしたこと、そして同級生たちと高校時代に受けた暴力教師による体罰。この忌まわしい記憶から逃れるためだった。しかし洋輔は仕事でミスをして異動となり、再び地元へと帰ってくることになる。そして、高校時代の親友の皆川希一(佐野岳)大見和康(木村了)片岡八真人(廣瀬智則)と4人で、体罰教師・樫村貞茂(渡辺裕之)への仕返しの“仮面同窓会”を開いた。仮面をかぶったまま拉致して、少し痛めつけて放置。だが、樫村は遺体となって発見され、4人は疑心暗鬼に陥り、新たなる殺人が起こっていく。

第7話で、洋輔(溝端)は狐狸山高校に保管されていた資料から、日比野真理(吉田志織)が自殺直前に妊娠していたことを知る。そのことを美郷(瀧本美織)に伝えると、美郷は「八真人(廣瀬)が樫村(渡辺)を殺したのではないか」と推測。親友を疑う美郷に対し、洋輔は悩んだ末、樫村が死体で見つかった前日に洋輔、八真人、希一(佐野)、和康(木村)の4人で、出来心のイタズラで樫村を拉致したことを美郷に告白する。

一方、樫村と不倫関係にあった美人教師・上原加奈子(雛形あきこ)のアトリエを訪れた希一は、そこであるSDカードを見つける。そこには歩道橋の上で和康が仮面をつけた男に襲われている映像が入っていた。さらにアトリエの中には、希一から恐喝した3000万円がそのまま残されていたうえ、付近には血痕も残っていた。加奈子は誰かに襲われたのか…。その瞬間、アトリエ内に潜んでいた仮面の男が突然希一に襲い掛かった。