女優新木優子(25)と俳優高良健吾(31)がダブル出演するフジテレビ系連続ドラマ「モトカレマニア」(木曜午後10時)の第4話が7日、放送される。

新木が演じるのは、現在失業中の27歳独身・難波ユリカ。見た目にも気を使い、コミュニケーション下手というわけでもないのにうまく恋愛ができない。その理由は、初めて付き合った彼氏のマコチこと斉藤真(高良)との恋愛にあった。そしてユリカは、母親の再婚で福盛真と名前が変わったマコチと再就職先のチロリアン不動産で、同僚として再会する。瀧波ユカリ氏の同名の漫画が原作。

現実に元カレと再会した場合について、新木は「状況にもよるんですけど、1対1でしたら、声をかけて、懐かしむ時間だったり、2人の時間を2人で共有して『懐かしいね』ってなると思います。だけど、お互いに誰か友だちといたりしたら、私は声をかけないかもしれないです」。

高良は、元カノとの再会について「難しいですね。幸せだったらいいですよね。自分は、どちらかといえば、付き合っていたころとまったく違っていても普通だと思う。ずっと止まっていなかったらいいなと思う」と話している。

第4話では、誕生日の夜、マコチ(高良)からキスされたユリカ(新木)は、今でも彼のことが好きだと確信。2人がキスしているところを偶然目撃してしまったユリカの親友の人妻ネイリスト周防ひろ美(ガンバレルーヤよしこ)は「キスはしたけど付き合うとは言っていない」と言ってその場から立ち去ったマコチのことを「誠実じゃない」と非難する。5年前にユリカと別れたときもマコチは何も言わなかった、というのだ。

一方、マコチと“添い寝フレンド”として同居している小説家の丸の内さくら(山口紗弥加)は、ユリカと食事をした後に立ち寄ったバーで、ずっと忘れられないでいる元カレの駒込和真(淵上泰史)と再会する。さくらの頭の中によみがえる、素直になれなかった中学生時代の思い出。和真の左手には結婚指輪が光っていた。

ユリカに思いを寄せる食品メーカーのエリートサラリーマン山下章生(浜野謙太)は、好きだと告白してきた同僚の加賀千鶴(趣里)に「好きな人がいる」と告げる。しかし千鶴は「私のことは絶対に好きになれないってことですか?」と問い返す。

あくる日、ユリカは重い足取りでチロリアン不動産に出社する。すると、いきなりユリカを祝福する社長の安藤一朗(小手伸也)らハラミ会の面々。担当物件の契約が成立したため、ユリカは正社員採用されたのだ。ハラミ会はユリカの歓迎会の準備もしていた。だがマコチは、熱を出して会社を欠勤。

その夜、山下が「BARネコ目」をのぞくと、ユリカの姿が。ユリカは、マコチに振られたこと、そして都内で山下の元カノでラジオパーソナリティーの来栖むぎ(田中みな実)に会ったことを伝える。