シンガー・ソングライター米津玄師(28)の「Lemon」が、ビルボードジャパンによる「2019年総合イヤーエンド・チャート」で2年連続総合ソングチャート1位を獲得したことが5日、分かった。

同チャートは、売上枚数やダウンロード回数、ラジオ放送回数、カラオケ歌唱数などを元にした独自ポイントを合算したもの。米国で60年、日本で10年を超える歴史を持つビルボードの同チャートで、連覇は史上初の快挙となった。

昨年3月に発売の「Lemon」は、昨年のヒットの勢いをそのままに、ダウンロードなどを含めて売り上げの累計が350万枚を突破。米津は「とても光栄です。この曲を作ったのが遠い昔のことのような気分でいます。これからも続くであろう長い人生の中で、このような得難い経験をさせてもらったことに感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントした。

同チャートの5位には自身の「馬と鹿」、さらに楽曲制作を手掛けた菅田将暉の「まちがいさがし」が6位、Foorinの「パプリカ」が7位にランクインするなどトップ10に4曲を占めるなど、今年の音楽界も米津色に染まっている。