TBS系「マツコの知らない世界SP」(来年1月3日午後9時放送)に、シンガー・ソングライターの宇多田ヒカルが出演する。宇多田とマツコ・デラックスは初共演だ。

ロンドン在住の宇多田は、この番組出演のために来日。「普段テレビはあまり見ないのですが、この番組はよく見ています。すごくうれしい、ウソみたいです」と心境を語ると、マツコは「見てくださっているのはありがたいけれど、こんな番組に出ちゃダメよ。(宇多田のことは)お母さん込みで好きなんです。お母さんの話をしだしたら、止まらなくなるからね私」と話した。

バラエティー番組への出演経験はほとんどない宇多田だが、「自分のプロフィルが書いてあるフリップを持ったのは初めて! 楽しいです」と語り、番組のテーマソングを口ずさむ場面も。マツコは「そんなの歌うくらいなら1曲歌って! もったいない!」とリクエストするなど初共演ながら和気あいあいだったという。

マツコは宇多田の日常にも触れ、ロンドンでの生活や交友関係、恋愛観についても聞いている。さらに、母・藤圭子との思い出や現在の子育ての様子についてなど、次々と話題が広がる。宇多田はマツコの印象を「マツコさんは知的で優しい、勘の鋭い方というイメージ。どんなニッチなテーマでも内容を掘り下げていけるマツコさんは、どんな変化球でも暴投でもキャッチできるスーパーキャッチャーみたいな人」。

マツコは「今日いろいろと聞いて、悔しかった!これが・・・だから宇多田ヒカルなんだ」と宇多田の新たな側面に驚きを見せ、一方の宇多田は「なんかすごい熱弁しちゃった・・・」と語り、マツコは「私もごめんなさい、普通に飲み屋で話してるみたいになっちゃった」と収録を振り返った。