令和初の紅白で大トリを務める白組の嵐は、デビュー曲「A・RA・SHI」と、最新曲「Turning Up」の2曲で構成する「嵐×紅白スペシャルメドレー」の音合わせを行った。

大トリは2年連続3度目。20周年の記念の年でもあり、松本潤は「すごいですよね。光栄です。令和初の紅白になりますので、精一杯自分たちのパフォーマンスを、感謝を込めてやりたい」と抱負を語った。

「09年に初出場させていただき、10年で大トリを務めることになるのは夢のようです」(櫻井翔)、「不思議な感じ。司会をやらせてもらった時から、なんでこうなっているんだろうという不思議が今も続いている」(大野智)、「光栄です。デビュー曲と、最新の曲をできることがうれしい」(相葉雅紀)、「今年を締めるわけですから、1年をかみしめてやれたら」(二宮和也)と、それぞれ話した。

企画コーナーでは、米津玄師が作詞作曲したNHK2020ソング「カイト」を歌う。松本は「めっちゃいい曲ですよ。米津くんらしい曲。嵐が歌うことをイメージして書いてくださったと言われてうれしかった」。

曲ができる前、メンバー5人と米津で「はじめまして」で飲みにも行ったという。櫻井が「一緒に飲みに行った時間があってこそ書けたと言ってくれた」と米津に感謝すると、二宮が「後半全然覚えてないって言ってました」と笑わせ、松本も「5対1で分が悪いと言っていた」と笑って続けた。松本によると、米津は5人分の話をしていたとし、全員で「ニノはゲーム、リーダーとは絵の話…」などと確認しながらなごんだ。櫻井は映像にも自信をみせ、「一生の宝になる映像になりそう。NHKさんの本気度を見た」と喜んだ。

大みそかの本番に向け、松本は「2019年の歌い納め。2020年へ新たな1歩となるので、気持ちよく締めを迎えられたら」と語った。