歌手槇原敬之容疑者(50)が13日、覚せい剤取締法違反(所持)と医薬品医療機器法(旧薬事法)違反の疑いで警視庁に逮捕されたニュースを受け、槇原容疑者に社歌「超えろ。」を作詞・作曲を依頼し、現在も同曲を各番組のPRスポットに使用しているカンテレ(大阪市北区)は、同日夜、使用を取りやめると発表した。

同局は「放送に使用するのは適切ではない」と取りやめの理由を説明。同曲の差し替え作業に追われた。 同局は15年春の番組改編時に、大阪出身の槇原容疑者に社歌を依頼したことを発表し、キャンペーンソングとして使用。

魅力あるテレビ局に生まれ変わろうという社員らの思いが込められた「超えろ。」をテーマに槇原が書き下ろした楽曲が「超えろ。」だった。「社歌」としても歌いついでいくとしていた。

当時、槇原は「曲を書くにあたり、カンテレ(関西テレビ)の社員のみなさんの想いとして『超えろ。』というテーマで考えているということを見せていただいたとき、すごくその言葉が響いて、そのまま『超えろ。』という曲を書かせてもらった」とコメントしていた。