NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時15分)の第24週(3月16~21日)のあらすじを紹介します。

武志(伊藤健太郎)のために検査を受けた喜美子(戸田恵梨香)と八郎(松下洸平)だが、いずれも骨髄移植のドナーにはなれなかった。

喜美子は大崎(稲垣吾郎)から、患者の会があると聞き、同じ病気の高校生を持つ母親を誘って励まそうとするが、思わぬ結果となる。真奈(松田るか)ら若者たちも検査を受け、ちや子(水野美紀)も協力を申し出てくれたが、誰も適合しなかった。しかし、喜美子は懸命に気を取り直し、感謝の気持ちを持つ。

武志はあえて真奈と距離を取っていたが、訪ねてきた真奈のふとした忘れ物がきっかけで、陶芸のアイデアを得る。器の中に水が生きている様子を表現するという武志を、八郎も励ます。

そして思いがけず、さだ(羽野晶紀)と圭介(溝端淳平)がやってくる。30年ぶりの再会。小児科医の圭介は、医学の進歩にふれ、喜美子を励ます。照子(大島優子)や信作(林遣都)らも手をつくすが、武志は体のためにアルバイトを辞め、陶芸に専念することになる。ある日、喜美子は穴窯から、できあがった作品を出していた。母の作品を見つめていた武志は…。