お笑い芸人のゴリけん(46)が新型コロナウイルスに感染したと6日、所属事務所のワタナベエンターテインメントが発表した。

熊本県出身のゴリけんは九州などで活躍するピン芸人。先月29日に発熱症状がみられ、翌30日には解熱し異常症状等もなかったが、今月4日に再び体温38度の発熱がみられたため医療機関を受診したところ、5日に新型コロナウイルスの陽性判定がでたという。6日現在、せきなどの呼吸器症状や味覚、嗅覚の異常もない。

4日の再発熱以降は自宅と医療機関の往来のみで、陽性判定確定後すぐに関係各所へ伝えたという。

先月31日には脚本家で俳優の宮藤官九郎(49)、4日にはお笑いトリオ森三中の黒沢かずこ(41)が新型コロナウイルスに感染したことが発表されるなど芸能界にも感染者が増加している。

<発表全文>

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

4月5日(日)夜、弊社九州事業本部所属タレントのゴリけん(46歳)が、新型コロナウイルスに感染していることが判明いたしましたことをご報告いたします。

ゴリけんは3月29日(日)朝に体温37度3分の発熱症状が見られ、翌3月30日(月)午前中には解熱し、せきやのどの痛み、味覚、嗅覚の異常症状等もございませんでしたが、4月4日(土)朝に再度体温38度の発熱症状が見られたため、かかりつけの医療機関を受診し、医師の指導に従って、福岡県内の医療機関にて、PCR検査を受診するに至りました。その結果、4月5日(日)夜に新型コロナウイルスに感染しているとの診断結果を受けました。

3月29日(日)の発熱症状が出た際には、当日予定されていた撮影を中止し、自宅にて療養いたしましたが、翌日3月30日(月)の朝には平熱に戻ったため、その日から撮影の稼働を再開しておりました。その後も変わらず発熱はなく、せきや、味覚、嗅覚異常の症状等も見られないまま体調も回復しておりましたので、数日間撮影等の稼働をしておりましたが、4月4日(土)に再度発熱の症状が出たため、かかりつけ医の受診に至りました。4月4日(土)の発熱以降は、自宅と医療機関のみの行き来をしており、この期間に収録した番組のご関係者様には4月5日(日)の陽性判定が確定してからすぐに、ゴリけんの検査結果をお伝えし、各社ご対応頂けるようお願いをいたしました。

4月6日(月)せきなどの呼吸器症状や、味覚、嗅覚の異常もございませんが、保健所の指導により現在受け入れ先の病院を手配いただいている状態で、自宅待機をしており、手配いただき次第入院予定となっております。

すべての濃厚接触者については、指定の保健所でPCR検査を受けることとなっております。

弊社は、引き続き全所属タレント及びスタッフの健康状態の把握を徹底しながら、医療専門家、行政機関の指導のもと、体調管理を徹底してまいるとともに、新型コロナウイルス感染予防、拡大防止を実施してまいります。

関係者の皆様、ファンの皆様にはご迷惑、ご心配をおかけいたします。回復に努めてまいりますので、見守ってくださいますと幸いです。