作家室井佑月氏(50)が10日夜、マスコミ各社にあてたファクスで、前新潟県知事で弁護士の米山隆一氏(52)と同日、結婚したことを発表した。

2人は9日、一部で近日中の結婚が報じられたばかりだが、室井氏は直筆署名入りのファクスで「新型コロナで辛い思いをされているたくさんの方がいる中、黙っているつもりはなかったのですが、あたしなぞのプライベートは話は控えておりました。昨日、報道され、米山さんから『もうこうなったら早く籍を入れよ』といわれ、あたしも彼が好きなので、この勢いに任すことにしました。じつは、あたしがいちばんこの流れに驚いております」とコメントした。

10日、米山氏の地元、新潟県魚沼市役所に婚姻届を提出したという。室井氏は「5月10日、リレーのように渡された婚姻届に署名捺印し、米山さんが役所へ走りました(あたしは原稿の〆切があって行けませんでした)。二度目の結婚になりますが、今度こそ最後まで添い遂げたいと思っております」とした。2人は昨年末知り合い、今年2月から交際していたという。

室井氏の所属事務所は9日、日刊スポーツの取材に近日中の結婚を認め、米山氏も自身のツイッターで「新型コロナのことがありますので余り大事にしない様にと思いご報告を控えておりましたが報道されている通り室井佑月さんと近日中に入籍の予定です」と報告。ファクスで結婚を発表する前の10日午前には、室井氏も自身のツイッターで「黙っていてごめん」などとつぶやいていた。

室井氏は99年に作家高橋源一郎氏と結婚。翌年に長男を出産も、01年に離婚した。米山氏とは再婚になる。米山氏は16年10月から新潟県知事を務めたが、18年4月に女性問題が報じられるなどし、辞職していた。