米俳優マット・デイモン(49)が、米ニューヨークで暮らす大学生の長女が新型コロナウイルスに感染して回復していたことを明かした。

デイモンはリドリー・スコット監督の新作映画「ザ・ラスト・デュエル」の撮影のためにアイルランドに滞在していたが、パンデミックで国がロックダウンされたため、3月から妻と3人の娘たちと一緒に首都ダブリン近郊の街にとどまっている。地元ラジオ局の番組に出演したデイモンは、「ニューヨークで大学に通っている長女が、ルームメートと共に新型コロナに感染したけど、症状は軽く、共に回復した」と語った。

長女アレクシアさん(20)は05年に結婚した妻ルシアナさんと前夫の間に生まれた子供で、夫妻の間には他にイザベラちゃん(13)、ジアちゃん(11)、ステラちゃん(9)の3人の娘がいる。現在はアレクシアさんを除く全員がアイルランドで一緒に暮らしており、デイモンは度々現地で散歩や釣りをする姿が地元住民によって目撃されていた。美しい田舎町で過ごしていることに、「逆に申し訳ない気持ちだ。私たちは皆元気にしている。今月末にはロサンゼルスに帰って長女とも再会する予定だ」と語っている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)