中村倫也主演の日本テレビ系連続ドラマ「美食探偵 明智五郎」(日曜午後10時30分)の28日放送の最終話平均世帯視聴率が9・6%(関東地区世帯)だったことが29日、ビデオリサーチの調べでわかった。

第1話は10・0%、第2話は8・6%、第3話は8・6%、第4話は8・5%、第5話は8・4%、第6話は8・7%、第7話は8・3%、第8話は6・6%だった。

中村演じる主人公の探偵明智五郎が、グルメ知識を使って殺人事件を解決するストーリー。主人公・明智五郎の相棒・小林苺役を、日テレドラマ初出演となる小芝風花が演じる。平凡な専業主婦から連続殺人鬼へと変貌してしまう自称“マグダラのマリア”は小池栄子が演じる。

最終話で奈落の底へ身を投げて姿を消した明智を心配する苺の前に明智が口は閉ざしたまま戻ってくる。

半年後、ほそぼそ探偵業を続けていた明智は、母・寿々栄(財前直見)から実家の系列ホテルで開かれる重要な和菓子の選定会に駆り出される。

しかし選定会当日、再び動きだしたマリア・ファミリーの暗躍により、和菓子に盛られた毒で政府要人が死亡する大惨事が起こる。

一方、異変に気づいた苺は伊藤(武田真治)に拉致される。明智は事件の真相を問う上遠野警部(北村有起哉)たちにマリアの存在を隠したまま、マリアから招待された「最後の晩餐」へ行く。