お笑いタレントのスマイリーキクチ(48)が、新型コロナウイルス感染者への中傷や“自粛警察”などが横行する状況下で、政府が旅行を促進する「Go To トラベル」キャンペーンについて、「色々な場所でトラブルが起きると思います」と懸念した。

キクチは18日、ツイッターを更新。各地で県外ナンバー車両に関するトラブルが起きていることを報じた記事を貼り付け、「今世間が神経質になっています。苛々している人も増えました。自粛警察という名の私的制裁もありますし、GoToでこれから色々な場所でトラブルが起きると思います」と懸念。「ウイルスと同時に偏見や差別や中傷が蔓延する。新型コロナウイルスは21世紀の魔女狩りになってしまった。他人を疑う世の中は恐ろしい」と、私見を述べた。

キクチは16日にもツイッターで、賛否を呼んでいる同キャンペーンについて、「いくら旅費が安くなったとしても、警戒心のある人はこのご時世に旅行は行かないでしょう。でも気にしない人は旅に出ると思います。そこで感染すれば現地の病院のお世話になって大変です。訪れた場所やホテルや交通機関でも消毒が必要になるし、感染者やホテルが批判や中傷される危険も感じています…」としていた。