俳優の福士蒼汰(27)が主演する22日スタートのフジテレビ系ドラマ「DIVER-特殊潜入班-」(火曜午後9時)で、主題歌を歌う人気デュオ「コブクロ」とサプライズ対面を果たした。

急増する犯罪組織に対抗するため兵庫県警に秘密裏に設けられた「潜入捜査」チームで、福士は「最強の潜入官」と呼ばれる黒沢兵悟を演じる。犯罪者逮捕のためには仲間をもだまし、多少の犠牲もいとわない冷酷非道な「最凶の男」だ。コブクロの音楽番組収録現場に登場した福士は、楽曲について「ひと言ひと言がすごく重みのある歌詞で、さらにおふたりの歌声やメロディーに乗せて心にグッと響く、本当にいい曲をありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた。

小渕健太郎(43)は「1話を見ただけでも映画を見た後のような満足感がありますし、ここから先、どうなっていくんだろう、と引き込まれていきました」と感想を話した。

黒田俊介(43)は「これまでに何度かお会いしたことはあるものの、『DIVER』を見てから会うのは今日が初めて。いま、ちょっと怖いもんね! 本当にさわやかなのか、本当は悪いのか、どっちがほんまの福士くんか分からん(笑い)」とダークヒーローぶりを絶賛した。

主題歌の「灯ル祈リ」は小渕が書き下ろした重厚なバラード。福士は「歌詞の中に『檻(おり)を破り 逃げ出したライオン』というフレーズがあるんですが、この部分にすごく共感しました。ライオンは強くてどう猛だけど、檻から急に出されてもどうしていいかわからない。そんな中、母という光を探していく。兵悟も強い男ではあるけれど、何かを求めていないと倒れてしまうという内面の部分と通ずるなと思いました」と話した。