派遣型マッサージ店の女性従業員に乱暴したとして強制性交罪に問われ、1審東京地裁で懲役5年の判決を受けた元俳優新井浩文(本名・朴慶培)被告(41)の控訴審初公判が12日、東京高裁で開かれた。

新井被告は出廷せず、弁護人が、新井被告と被害女性との間で和解が成立したとした。

新井被告は18年7月1日、東京都世田谷区の自宅で、マッサージ店の女性従業員に乱暴したとして、1審では、性交時の暴行があったかどうか、性交の合意の誤信があったかどうかが争点になった。

控訴審はこの日で結審し、判決は11月17日に言い渡される。

新井被告は映画、ドラマなどで幅広く活躍し、代表作には映画「血と骨」「アウトレイジ ビヨンド」など、ドラマではTBS系「下町ロケット」、NHK大河「真田丸」などがある。