第33回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞(日刊スポーツ新聞社主催、石原プロモーション協賛)が決定した。

作品賞は「罪の声」(土井裕泰監督)、監督賞は黒沢清監督(「スパイの妻」)、主演男優賞は小栗旬(38)、主演女優賞は長澤まさみ(33)、助演男優賞は妻夫木聡(40)、助演女優賞は渡辺真起子(52)、新人賞は服部樹咲(14)、外国作品賞には「はちどり」(キム・ボラ監督)が選出された。石原裕次郎賞は「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」(外崎春雄監督)、石原裕次郎新人賞は岡田健史(21)が受賞した。石原裕次郎賞には300万円、石原裕次郎新人賞には100万円が贈られる。また、今年8月に亡くなった渡哲也さんに特別賞が贈られた。

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作品賞=罪の声(土井裕泰監督) 

監督賞=黒沢清監督(「スパイの妻」)

主演男優賞=小栗旬(「罪の声」)

主演女優賞=長澤まさみ(「MOTHER マザー」「コンフィデンスマンJP プリンセス編」)

助演男優賞=妻夫木聡(「浅田家!」「Red」「一度も撃ってません」)

助演女優賞=渡辺真起子(「浅田家!」「37セカンズ」)

新人賞=服部樹咲(「ミッドナイトスワン」)

外国作品賞=はちどり(キム・ボラ監督)

石原裕次郎賞=劇場版 鬼滅の刃 無限列車編(外崎春雄監督)

石原裕次郎新人賞=岡田健史(「望み」「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」「弥生、三月-君を愛した30年-」)

特別賞=渡哲也さん

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◆選考会 11月28日に東京・内幸町のプレスセンターホールで行われた。選考対象は昨年12月~今年11月の公開作品。

▼選考委員(敬称略、50音順)秋山登(映画評論家)石飛徳樹(朝日新聞記者)伊藤さとり(映画パーソナリティー)神田紅(講釈師)駒井尚文(映画.com編集長)斎藤厚子(石原プロモーション)品田英雄(日経BP総研上席研究員)寺脇研(映画評論家)福島瑞穂(参院議員)不破浩一郎(共同通信記者)三輪祐見子(テレビ朝日ストーリー制作部長)渡辺武信(建築家)

▼日刊スポーツ選考委員 相原斎(映画大賞事務局)高木茂久(西日本報道部長代理)今西孝江(東京本社文化社会部次長)村上幸将(同映画担当)