10月に解散したお笑いコンビ「ヒガシ逢ウサカ」の元ボケ担当で、現在ピン芸人の今井らいぱち(33)が28日、大阪・朝日生命ホールで、「R-1グランプリ2021」の1回戦に出場し、2回戦に進出した。

「M-1グランプリ2020」決勝でファイナルステージに進出した見取り図の盛山晋太郎(34)が「らいぱち」の名前を命名。今井は「M-1見ました。ほんまに僕は見取り図が優勝すると思ってた。悔しかったです。むちゃくちゃお世話になってる先輩なんで」と話した。

見取り図は大阪・よしもと漫才劇場の中心メンバー。先輩芸人のM-1での活躍に、今井は「優勝してほしい気持ちもあり、優勝したら遠くに行っちゃう気持ちもあり…。優勝してしまったら遠距離になっちゃう気がして…」と複雑な心境を明かした。

M-1後、見取り図はフジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜午前11時55分)など、全国ネットの番組にも出演。今井は「でも今年の感じやと、優勝しなくても遠くに行っちゃいそうな気がして…」とさみしがった。

盛山も参加しているLINEのグループで電話をしたといい、今井は「M-1が終わったあと、テレビとか記事とかで先に見たり聞いたりしている話を生でしてくれました」と笑わせた。

R-1への挑戦は盛山にも報告。「マジで頑張れ」とエールを送られたという。今井はコンビ解散後、初のR-1挑戦。野球部のOBネタを披露した。「独特の雰囲気。いつもの劇場じゃなく、賞レースだなって感じでした」と話した。

今井は高見雄登(36)と11年4月に「ヒガシ逢ウサカ」を結成していた。