香取慎吾(43)が扮(ふん)する松平健(67)のパロディーキャラクター“カツケン”が、大みそかのテレビ東京系音楽特番「第53回年忘れにっぽんの歌」(31日午後4時放送)で復活する。

おなじみの金色の着物に身を包み、松平と“マツケンサンバ”で年末を華やかに彩る。

「年忘れ-」は同局恒例の大みそか番組。コロナ禍により、今年は無観客で開催される。カツケンはフジテレビ系「SMAP×SMAP」のコントコーナーで誕生したキャラクターで、2人の共演は令和になって初めて。

松平はオファーを受け「本当に懐かしくて…実現できるっていうのがとてもうれしかったです」と話す。香取も共演に大喜びで「今年いろんなことがありましたけど、『マツケンサンバ2』で松平さんの声を聞いてすごく元気をもらえたので、早く視聴者の皆さんに見てもらいたいなと思いました」と収録を振り返る。

来年の抱負については「こういう辛抱の時期を乗り越えて、来年は良い年にしたいなと思っています」と松平。同局「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」(1月25日スタート、月曜午後10時)で5年ぶりにドラマ主演する香取は「撮影の段階から何だかワクワクするし、楽しみだし、その先に放送された時に見てくれる視聴者の皆さんのことを思う時間も久々で楽しい」と充実感たっぷりにコメントした。

番組を担当する井関勇人チーフプロデューサーは「マツケン×カツケンで活気も熱気も1000倍返しです。会場内の歌手もスタッフもみんなアミーゴ!歌って踊ってます!テレビの前で皆さんもぜひ一緒に歌い踊ってください。オレ!」と呼び掛けている。