女優木村佳乃(44)が3日、都内で大泉洋(47)主演の映画「騙し絵の牙」(吉田大八監督、26日公開)の「騙し合いバトル開幕式」に登壇し、監督に“公開告白”をした。

同作は、塩田武士氏が大泉を主人公にあてがきし、話題を集めた同名ベストセラー小説の、映画化版。崖っぷち出版社を舞台に繰り広げられる、仁義なきだまし合いバトルを描く。

撮影で印象に残ったエピソードを問われ「私の役は非常に知的な女性で、監督にどうやったらそう見えるかを教えていただきました。あとは、監督と撮影の合間にずっとお話しさせていただきました。すごく好きなタイプなんですよ。監督。ドンピシャで、多分ばれていたと思うんですけど」と、突然告白した。

気付いていたのかと問われた吉田監督は「みなさんの演技を見ているだけで、本当にたのしかったです」と、恥ずかしがりながら明言を避けた。

これに大泉は「えらい照れているじゃないですか!照れているお芝居の、ものすごく勉強になりました」とつっこみ、笑いを誘った。

他にも佐藤浩市、松岡茉優、宮沢氷魚、池田エライザ、斎藤工、國村隼が登壇した。

映画は昨年6月19日公開予定だったが、新型コロナウイルスの影響を受け、延期となっていた。