お笑いタレント東野幸治(53)、女優でフィギュアスケート選手の本田望結(16)がMCを務めるABCテレビの特別番組「アスミライ~笑って学べるSDGs」(関西ローカル)が27日午後1時55分から放送される。

SDGsとは国連の「持続可能な開発目標」。貧困や教育、環境保全など17項目の目標を掲げ、30年までの達成を目指す。ABCテレビでは「明日を今日より素晴らしく」をテーマに「アスミライ」と名付け、SDGsプロジェクトを行っている。

特番では担任役の東野、副担任役の本田のクラスに生徒役の、なるみ(48)、カンニング竹山隆範(49)らが集まり、「先生」からSDGsにまつわる取り組みについての「授業」を受け、楽しく学んでいく。

授業は1時間目から6時間目まであり、1時間目は、からし蓮根が「先生」となり、「子どもはみんな知っている! ティーンが教えるSDGs」をテーマにする。「大人よりも小学生や中学生らティーンのほうがよく勉強している」と、からし蓮根。VTRでは、小学生向けのプログラミングコンテストで優勝し、SDGsが学べるゲームを開発した小学4年の若き天才プログラマーらSDGsの活動に取り組むティーン4人が登場する。

東野は「SDGsのことは知っていましたが、この番組でより深く知ることができました」と納得。さらに「番組では、コオロギフードがとても興味深く、勉強になりました。今はまだ昆虫食が当たり前という意識は我々にはありませんが、いつの日か当たり前になっていくと思う」と予想した。

本田は「あっという間の収録でした! 今すぐにでもできることがたくさんあり、これで未来を変えられるの? と思ってしまうような簡単な取り組みもありました。SDGsは、主に地球温暖化など環境問題のことだと思っていましたが、もっともっとスケールが大きくて、おそらく私が何かをしようとしたら必ずSDGsに行き当たるくらい壮大な人類のGoal(ゴール)だと知りました」とコメント。

続けて「番組をご覧いただくと、皆さんが行っている何げない活動が意味のある活動に変わると思うので、まずはSDGsとはどんなものなのか、この番組で知っていただければと思います。東野幸治先生の横に立たせていただき、緊張から私自身の体温は2度上昇していましたが、部屋の温度は2度下げたいと思います!」と笑顔で話した。