中村倫也(34)が25日、東京・丸の内ピカデリーで行われた映画「騙し絵の牙」(吉田大八監督、26日公開)公開前夜祭で、デビューからずっとプロフィルの身長を実際より2センチ高く、さばを読んで掲載していたものの、実際に伸びたと明かした。

登場人物がだまし合う物語にちなみ、今までウソをついたエピソードは? との質問が飛んだ。中村は「僕は、そんなにウソをつく人間じゃないんですけど…身長が168センチだったんですね。でも、プロフィルは170センチになってますね」と笑った。主演の大泉洋(47)から「結構なウソをつくね」と突っ込まれると「17、8でデビューしているんで…実に15年以上、そのノリで」と苦笑した。

ところが、先日、初めて人間ドックを受診した際「170センチありました」と身長が伸びていたという。中村は「言霊です、これは」と胸を張りつつも「それでもチビだと思っていらっしゃるんでしょう? この2センチは本当にでかい。皆さんにとってはたいしたことないかも知れないけど」と観客に呼びかけた。

大泉が「172くらい言っても大丈夫ですね? そう言って頑張っていけば、最終的に180センチになるかも知れない」と突っ込むと、中村は「それは証明したいです、言葉の持つ力を。50、60歳くらいで180センチになれれば…たけのこですか、私は?」と笑った。