1日に「株式会社TOKIO」としてスタートを切ったTOKIOの城島茂(50)松岡昌宏(44)国分太一(46)が新体制で初めて出演するフマキラーの新CMが2日から放送される。3人は企画段階から参加し、国分がディレクター、作曲を担当するなど、新しい挑戦が詰まった作品となった。

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ジャニーズ事務所からのれん分けした「株式会社TOKIO」の始動からさっそく、3人の初CMが放送される。フマキラーのイメージキャラクターは長年TOKIOが務めてきたが、25年目を迎える今年が3人の新スタートと重なった。松岡は「TOKIOはメンバーが3人になったけど、『3人になってもいいよ』と、すごく大事にしていただけることに感謝です」と話している。

3人は企画段階から参加した。城島が「これまで以上に広く、しかし気持ちは深く、新しいことにもチャレンジしていきたい」と話している通り、積極的に制作に関わった。

国分はクリエーティブディレクターとして制作の指揮を執った。広島で行われた撮影では、城島、松岡が、ディレクターの国分に「よろしくお願いします」とあいさつするなど、それぞれの役割に没頭する真剣な姿が見られた。

撮影を終え、国分が「出演するのと、制作するという部分では本当に大変だったけど、すごくいい経験をさせてもらったので生かしていきたい」と言うと、松岡は「我々は楽でしたよ」と笑い「(国分は)プロデューサー気質なんですよ」。城島も「メンバー、グループのことも分かっているので、本当に安心して任せることができました」と、チームプレーを見せた。

TOKIOらしさはこれまで通り。国分より後に現場入りした城島が「重役出勤させていただきました」と言うと、国分が「社長ですからね~」とすかさず反応。実際に「株式会社TOKIO」の社長でもある城島となごやかなやりとりをしてみせた。国分はリモート会議での発言をヒントにテーマソングを作曲するなど、行動力を発揮した。

新CMは3作。スーツ姿の3人が商品の良さをストレートに伝える作品に仕上がった。