女優松たか子(43)が主演するフジテレビ系連続ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(火曜午後9時)の第2話が20日に放送される。

松が演じる大豆田とわ子は、住宅建設会社「しろくまハウジング」社長で離婚歴3回の40歳。松田龍平(37)演じる最初の夫でレストランのオーナー兼ギャルソンの田中八作との間に生まれた中学3年の娘・唄(豊嶋花=14)と暮らしている。2番目の夫のファッションカメラマン佐藤鹿太郎(かたろう)を東京03の角田晃広(47)が、3番目の夫で「しろくまハウジング」顧問弁護士のエリート弁護士・中村慎森(しんしん)を岡田将生(31)が演じる。とわ子と3人の元夫たちの物語。

第2話では、八作のレストランで慎森と鹿太郎が出くわしたところに、偶然、とわ子と唄もやってくる。

いつものように周囲に憎まれ口をたたく慎森だったが、どんなに煙たがられてもめげることなく、とわ子に近づこうとする鹿太郎に、強がった態度とは裏腹に一種のうらやましさを感じていた。そんな自分について慎森は、公園で会った小谷翼(石橋菜津美)に「僕には人を幸せにする機能が備わっていない」と弱音をもらす。

一方、鹿太郎は仕事で出会った女優の古木美怜(瀧内公美)から自宅に招かれ、何やらいい雰囲気に。八作の店には、親友の出口俊朗(岡田義徳)が恋人の三ツ屋早良(石橋静河)を連れてやってくる。

元夫たちに新たな出会いが訪れる中、唄の思いつきにより、元夫たちを招いて5人ですき焼きパーティーを開催することに。こだわりの食材や道具を持ち寄った3人が訪れたとわ子の部屋で、慎森は結婚当時の思い出が詰まったソファが処分されていることに気づき、内心ショックを受ける。ひょんなことから、とわ子と2人きりになったタイミングで、その理由を問いただす慎森だったが、徐々に胸に秘めていた思いがあふれていく。

しかし、その晩。なぜか、とわ子は唄や元夫たちの目の前でパトカーに乗せられ、警察に連れられていく羽目になる。突然の出来事に、慎森はあっけに取られる。