近藤真彦(56)が、ジャニーズ事務所から退所することが30日、分かった。ジャニーズ事務所の公式サイトなどで発表された。中1だった77年にジャニーズ事務所入りし、80年「スニーカーぶる~す」で歌手デビュー。40年以上にわたって同事務所を代表するタレントとして活躍してきた“長男”が、活動自粛中に決断をした。

94年に田原俊彦(60)がジャニーズ事務所から独立して以降、事務所の“長男”として27年間を過ごした。19年9月に東京ドームで行われたジャニー喜多川前社長(享年87)のお別れ会では、事務所の全タレントを代表して、お別れの言葉を述べていた。

今後、ジャニーズ事務所の長男は、85年にデビューした少年隊の東山紀之(54)となる。俳優として活躍するほか、テレビ朝日系「サンデーLIVE!!」(日曜午前5時50分)でメインキャスターを務めており、第一線でバリバリと働く背中は後輩たちからも手本となっている。親しい関係者は「近藤さんも、東山さんには大きな信頼を寄せていた。東山さんが長男を引き継ぐなら安心でしょう」と話した。