歌手で女優の酒井法子(50)が4月末をもって所属事務所「オフィスニグンニイバ」を退社し、独立したことが分かった。5月1日、同事務所が公式ホームページで発表した。酒井は今後、個人事務所「株式会社スマイル」を立ち上げる。オフィスニグンニイバは今後も、酒井の活動をサポートしていくという。

酒井は同ホームページに直筆で「50歳という節目の年齢が近づくにつれ、この先、あと何日?この芸能界でお仕事をさせて頂けるのであろうかと考える事が多くなりました」「であるならば、もう一度挑戦してみようと思った」などとメッセージを記述。「ひとりぼっちからのスタートですが、この様な決断をした私に対して事務所は快く背中を押して下さいました」「こんな大変な世の中だからこそ、誰かの笑顔の為、目に見えない想いのタスキリレーをさせて頂けたらと思います」などと続けた。

オフィスニグンニイバも、「弊社所属タレント酒井法子に関するご報告」と題した文書をホームページに掲載。「この度、弊社所属タレント酒井法子は、2021年4月末日をもちまして退所し、個人事務所、株式会社スマイルを立ち上げ、窓口として活動を続けていきます。いつも暖かく見守り、応援してくださっているファンの皆様、関係者の皆様には心から御礼を申し上げるとともに、急なご報告となったことをお詫びいたします」とした。

そして「弊社事務所は、今後も酒井法子の活動をサポートしていきますので、これまでにお付き合いいただきました企業様は、引き続き弊社事務所にもご連絡をいただければと思います。これから酒井法子は自分の思うキャリアを目指して歩んでいくことになります。どうぞ、これからも変わらぬご支援を賜れますと幸いです」と続けた。

現在のファンクラブサイトは5月末をもって閉鎖。新しいファンクラブサイトや公式サイトについては近日中発表予定だという。

酒井は12年からオフィスニグンニイバに所属していた。

酒井は1日、自身初の公式YouTubeチャンネル「1億のスマイル!!」を開設。今秋大手動画サイトなどで配信され、DVDとしても発売予定の「プロデューサーK PART4」で8年ぶりにドラマ出演を果たす。また、今年2月には、14年に撮影された主演映画「空蝉の森」が公開された。