佐藤健(32)が17日、都内で行われた映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」(大友啓史監督、6月4日公開)10thアニバーサリーイベントで、劇中で妻を演じた有村架純(28)を「ミステリアスな人」と評した。

「-The Beginning」では、佐藤演じる伝説の剣客「人斬り抜刀斎」こと緋村剣心の、語られることのなかった、ほおにある十字傷の謎に迫る物語。剣心が妻だった雪代巴(ゆきしろ・ともえ)と出会い、人を斬ることや人生について悩む中、巴を惨殺せざるを得なくなった中、なぜ十字傷がつき、残ってしまったかを描く。

佐藤は、有村について聞かれ「巴くらいミステリアス。心の奥底で何を考えているか分からない。隠し事を持っているんじゃないか…人にもっと知りたいと思わせる女性」と評した。

一方、有村は佐藤を「何か現場で一緒に過ごす中で、心強い、身を委ねられる」と評した。佐藤から「身なんか委ねてたの?」と突っ込まれると、有村は「撮影中、剣心さんに気持ちを寄せた1カ月だったけれど…伝わってないですか?」と聞き返した。

佐藤は「伝わっていますけど…どんなに長いセリフも1回も間違ったことない。メチャクチャ自立してましたよ」と有村を評した。有村は「そっか…」と言い、笑った。