女優大島優子(32)が12日、都内で菅野美穂(43)主演の映画「明日の食卓」(瀬々敬久監督)の公開記念トークイベントを行った。原作は、椰月美智子氏の同名小説。子を持つ親なら誰もが直面する問題を描いた。

菅野、高畑充希、尾野真千子が演じた3人の母が中心となり、“第4の母”耀子役で出演した。この日、有楽町の映画館で、同作を観劇してきたといい「私は結婚もしていないので、私目線で考えたとき、母ってどんなだっけって考えました。親の心情を察知しながら生きていた。親と子は鏡みたいだなって思い出しました。改めて、感謝しなきゃと思いました」と話した。

イベントの中盤では、瀬々監督から質問攻めに。AKB48時代について聞かれると「高校2年生の時に入りました。その前にちょうど(学校で)進路相談が始まって、その時は子役として続けていたけど、鳴かず飛ばずだったので、別の道を考えていた時に、オーディションを知って。ラストチャンスで受けたら、あれよこれよで、アイドルになっていました」と振り返った。

質問は止まらず、「アイドルは天職だったか」と問われ「今でも天職だったと思っています」と即答。「女優業は天職じゃないかもって…(笑い)。アイドルっていう生き物は、ずっと続けられるほどのエネルギーを作っていくことがすごく難しい。女優さんは、作品によって、エネルギーが違うから、それが面白いと思います」と話した。