第30回(20年度)日本映画プロフェッショナル大賞の受賞者、作品が17日、発表され、小松菜奈(25)が「さくら」「糸」で主演女優賞を受賞した。また、草なぎ剛(46)が「ミッドナイトスワン」で主演男優賞を受賞した。

作品賞は、深田晃司監督(41)の「本気のしるし・劇場版」が選ばれた。同作はベストテンの1位にも選ばれた。監督賞は「アルプススタンドのはしの方」の城定秀夫監督、新人監督賞には「37セカンズ」のHIKARI監督が選ばれた。

その他の賞、ベストテンは以下の通り。

<特別賞>

・豊島圭介監督(「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」を監督)

・大島新監督(「なぜ君は総理大臣になれないのか」を監督)

<特別功労賞>

・桂千穂氏(脚本家としての長年の功績、日プロ大賞選考委員としての功労に対して)

・成田尚哉氏(プロデューサーとしての長年の功績、日プロ大賞選考委員としての功労に対して)

<ベストテン>

<1>「本気のしるし・劇場版」(深田晃司監督)

<2>「37セカンズ」(HIKARI監督)

<3>「アルプススタンドのはしの方」(城定秀夫監督)

<4>「アンダードッグ」(武正晴監督)

<5>「ミッドナイトスワン」(内田英治監督)

<6>「風の電話」(諏訪敦彦監督)

<7>「海辺の映画館ーキネマの玉手箱」(大林宣彦監督)

<8>「れいこいるか」(いまおかしんじ監督)

<9>「喜劇 愛妻物語」(足立紳監督)

<10>「さくら」(矢崎仁司監督)

<10>「のぼる小寺さん」(古厩智之監督)