来年度のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(三谷幸喜脚本、小栗旬主演)の第4次出演者が9日、同番組の公式ツイッターで発表され、歌舞伎俳優市川猿之助(45)の出演が明らかになった。源頼朝(大泉洋)にあやしく迫る謎の僧、文覚(もんがく)を演じる。大河ドラマは3回目の出演となる。

ツイッターでは「まごう事なき義朝殿のしゃれこうべじゃ!」のせりふとともに紹介された。

猿之助は「このたび、三谷幸喜先生のお声掛けにより、『龍馬伝』以来、約10年ぶりに大河ドラマに出演させていただけることになり、役者としてこのような喜びはございません」。大泉演じる頼朝に迫る謎多き僧を演じ、「現場では大泉洋先生から、手取り足取りご指導いただき務めさせていただいております」とユーモアたっぷりにコメントした。

鎌倉時代を舞台に、小栗演じる北条義時が幕府の最高権力者に上り詰める姿を描く。脚本は04年「新選組!」、16年「真田丸」に続く3作目の大河となる三谷幸喜氏が手掛ける。

主演の小栗のほか、これまでに菅田将暉、中村獅童、宮沢りえ、大泉洋らの出演が発表。第2弾出演者として新垣結衣、佐藤浩市、西田敏行、第3弾出演者として江口のりこ、鈴木京香、市川染五郎らの出演が明らかになった。

第4次出演者発表は2日に分けて行われ、8日にも青木崇高、秋元才加、山崎一、岡本信人の出演が発表されている。