東貴博(51)がプロデュースする舞台「劇団ファイヤーヒップス大感謝祭~THAT'S バラエティーショー~」が、来月7、8日に東京・スクエア荏原ひらつかホールで開催される。昨年はコロナ禍で配信形式となったが、今年で13回目。東と、6年連続ゲスト出演する俳優高橋健介(26)に意気込みを聞いた。

12日から4回目の緊急事態宣言に入るが、東は「1月、6月と緊急事態宣言中に舞台に出演した。対策はバッチリです」。今年はバラエティーショーをメインに、出演者がおのおのネタを考えてコントを演じる。東は「いつも僕が芝居とコントのネタを考えていたけど、今回はみんなの考えたコントを次々とやる。稽古中にネタを絞っていく」。高橋は「大変かなと思ったけど、戦えるんじゃないかなと思っています。ただ、やりたいコントはすぐに思いつくんですが、それをせりふにしたり、形にするのが難しい」と話す。

東が「健介は2・5次元とかカッコイイ俳優だと思われてますが、別の仕事は全部ふざけてるから大丈夫(笑い)」と言うと、高橋は「2・5次元の舞台はいい意味でヒリついているけど、この現場はミスが笑いにもなるから楽しいですね」と笑顔で応じた。

09年から毎年開催されている、東率いる劇団ファイヤーヒップスによるバラエティーに富んだ舞台。今回は公演時間1時間半で、合計20本ほどのコントを演じる予定だ。東は「今年は芝居の部分がなくなった分、ハマカーン、はなわ、やまもとまさみにオリジナルのネタもやってもらう。新しいファイヤーヒップスにご期待ください」と話している。【小谷野俊哉】