22日に放送された天海祐希主演のテレビ朝日系ドラマ「緊急取調室」(木曜午後9時)第3話の世帯平均視聴率が9・1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、速報値)だったことが26日、分かった。

第1話は14・7%、第2話は13・4%だった。(いずれも世帯平均視聴率)

取り調べを行う専門チーム、通称「キントリ」(緊急取調室の略)のメンバーが数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げながら真実を明らかにしていくヒューマンサスペンスドラマ。14年から放送がスタートし、今回でシリーズ4作品目となる。

世間が注目するボクシングのバンタム級タイトルマッチが、目前に迫ってきた。現チャンピオン・加賀見光一郎(神尾楓珠)に挑戦するのは、元ボクサー・山内潔(阿南健治)に才能を見いだされ、デビュー戦以来4戦連続のKO勝ちを収めた元不良少年・石倉衆ニ(岡山天音)。正反対の2人の試合には、熱い視線が注がれていたが、対戦1週間前の会見が開かれた直後、事件が起こる。

会見に出席していた週刊誌記者・梅本マサル(松本実)が、川に転落して溺死。亡くなる前に顔面を殴られていた。さらに石倉と一緒に事件現場付近を歩いている姿をとらえた防犯カメラ映像も見つかったのだ。

これを受け、警視庁捜査一課は石倉を任意同行することに。真壁らキントリメンバーには、石倉を取り調べて自供させるよう、刑事部長・北斗偉(池田成志)から命令が下る。だが、そもそも石倉を被疑者として引っ張るには、あまりにも決め手が少ない。キントリの面々は取り調べに難色を示すが、北斗は補導歴3回・暴力沙汰で少年院にも入っていた石倉の過去を持ち出し、犯人だと決めてかかり…。