米映画「フリー・ガイ」(13日公開)の公開前イベントが10日、都内で行われ、お笑いユニット四千頭身が出席した。今作はライアン・レイノルズ演じる主人公のガイが、オンラインゲーム内でモブ(背景)キャラとして平凡な日常を過ごしていたものの、運命的な女性キャラとの出会いから、いい人過ぎるヒーローとして立ち上がるストーリー。

影の薄いキャラとして知られる石橋遼大(24)がメンバーにいる四千頭身が、脱モブ応援隊長として任命された。

後藤拓実(24)は「テレビ局のカメラマンさんも名前を把握していない石橋への仕事だと聞いて、びっくりした。でも、内容を聞いてなるほどと思いました」。石橋は「脱モブのために、めちゃくちゃオリンピックをみました」と話した。

東京五輪といえば、体操女子の種目別ゆかで銅メダルを獲得した村上茉愛と石橋は中学の同級生。石橋もSNSで「仲のよい友達です」とアピールしていた。

この日、村上は日本テレビ系「スッキリ」に生出演。四千頭身も出演したが、カメラマンに紛れ込んでいた石橋に、村上は気づかなかったという。後藤は「村上さんは全く気付かなかった。脱モブできていませんね。村上さんにまわされていました」。

この日のイベントでは、石橋が脱モブチャレンジと題したゲームに挑戦し、見事に成功した。石橋は「あきらめかけたのですが、あきらめずに頑張りました。みなさんも、あきらめずに立ち上がってください」と五輪選手のようにコメントした。

今作について後藤は「泣いて笑える映画です。全劇場をまわりたい」。都築拓紀(24)も「エンディングまで楽しみな作品です。3、4回は泣きました」とアピールした。