テノール歌手秋川雅史(53)が1日、今年の「二科展」の彫刻部門で入選した。芸能界で同部門での入賞は初めて。

公募展に出品するのも今回が初めてで「木彫楠公像(楠木正成像)」が入選した。秋川は「木彫刻も本気で取り組んでおりまして、二刀流ではございませんが、実はすでにお寺の方にも私の制作した仏像を奉納させていただいております」などとコメントした。11年前に仕事で訪れたドイツで「鷹」の彫刻を購入、自分でも彫れるのではと思い、本格的に始めるきっかけになったという。また、絵画部門でエド・はるみ(57)が前回に続き2度目の入選を果たした。