21日に放送された米倉涼子主演のテレビ朝日系連続ドラマ「ドクターX～外科医・大門未知子～」（毎週木曜午後9時）の第2話の世帯平均視聴率が15・9％（関東地区、ビデオリサーチ調べ、速報値）だったことが22日、分かった。

初回は19・0％だった。ドラマ誕生から10年目、連続ドラマとしては第7弾。米倉演じるフリーランスの天才外科医、大門未知子が病院内での敵や壁に立ち向かうストーリー。

院長代理として内科主導の組織改革を推し進める内科部長・蜂須賀隆太郎（野村萬斎）の独断で、「東帝大学病院」に雇われることになった未知子は、ワクチンも特効薬もない感染症にかかった患者を命がけで救った末、自らも感染。なんとか一命を取り留め、一刻も早く外科医として完全復帰すべく、ハードなリハビリで自分を追い込んでいた。しかし努力もむなしく、一向に手術を担当させてもらえない。

そんな中、蜂須賀が何を思ったか、アメリカ仕込みのスーパー脳外科医・興梠広（要潤）を「東帝大学病院」に招待した。

一方、今や分院に追いやられ肩身の狭い思いをしている外科分院長・蛭間重勝（西田敏行）は、気晴らしのために、外科医・加地秀樹（勝村政信）と海老名敬（遠藤憲一）を連れて銀座のクラブへ。ところが楽しい時間もつかの間、蛭間は昔なじみのママ・二木麻也子（夏川結衣）が不意によろけるのを目撃する。長年懇意にしてきた彼女のため、すぐさま「東帝大学病院」の特別室を空けさせ、検査入院の手配を整える。

まもなく入院した麻也子のもとへ、15年前から顔見知りの蜂須賀がやって来る。蜂須賀は腕の立つ興梠を担当医に任命する。興梠の検査結果分析を聞いた未知子は、もっと詳しく検査すべきと主張するが、蜂須賀は耳を貸そうとせず…