俳優大沢真一郎(44)が8日、都内で、主演映画「自宅警備員と家事妖精」(20日公開、藤本匠監督)の完成披露イベントに出席した。

同作は「函館港イルミナシオン映画祭2019」の第23回シナリオ大賞特別賞(荒俣宏賞)受賞作を映像化したもの。大沢は、自称「自宅警備員(引きこもり)」を名乗る45歳独身のニート・古川稔を演じた。

演じる上で意識した点について「単純に人に会わなくしました。でも、そこまで重くならないようにというイメージを持ちつつ演じました」。

撮影は昨年の秋ごろ、北海道・函館で行った。大沢は初めての函館だったといい「全てが思い出。街がとにかく良かった」と余韻に浸った。コロナ禍ということもあり、「海外の観光客の人が多い地域というイメージだけど、全くいなかった」と振り返り「その状況がそのまま映画にも取り入れられているというか。コロナ禍の話になっている」と明かした。