NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第9話が11日放送され、「列車の謎」が明らかになった。

10日の第8話では見合い話を持ちかけられた安子(上白石萌音)が大阪の稔(松村北斗)を訪ね、1人で涙を流しながら岡山に帰ってくる。だが、ラストで安子を見送ったはずの稔が列車に乗っていたところでドラマチックに放送が終わった。

この日の第9話では、稔は、橘家の人々に安子との交際を認めてもらおうとする。その中で稔は、大阪から「急行で岡山まで追いかけて事情を聴いた」と話した。稔の安子を思う気持ちがそうさせたのだった。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。