井ノ原快彦(45)が18日、都内で、アニメ映画「すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」(大森貴弘監督)大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。

今月1日のV6解散後、初の公の場となった。解散の話題になると、井ノ原は「大変お世話になりました」とあいさつし、「グループを組んだことはあっても、解散したのは初めてだったものですから。学校を卒業しても、学校は残ってる感じ。離れ離れでも、学校はあるからな~みたいな感じです」と心境を語った。また「今日岡田(准一)君、誕生日なんです」と変わらぬメンバー愛を見せ、沸いた会場に「今日イチの拍手、ありがとうございます」と笑みを浮かべた。

隅っこが好きなキャラクター「すみっコ」たちが繰り広げる物語で、19年公開の劇場版アニメに続く第2弾作品となる。井ノ原は前作に続きナレーションを担当し、「お子さんがいる友達からは、『よくぞやってくれた』という感じで言われます」と反響に感謝。人気の理由については「家族みんなで安心して見られる。(劇場で)感想を言いながら見られることも1つだと思う」と話した。

イベントには主題歌「Small world」を手掛けるBUMP OF CHICKENがビデオメッセージを寄せ、好きなキャラクターについて語り合う様子が流れた。映画に登場する「とかげ」「とんかつ」「えびふらいのしっぽ」も登壇していたが、誰もメンバーのお気に入りに選ばれずに終わると、井ノ原は肩を落とした様子のキャラクターたちに「そんな落ち込むなよ。1人も出てこなかったけどさ」と笑顔でフォローし笑いを誘った。