沖縄出身母娘2組の家族バンド、ゆいがーるが7日、都内で開催された「六本木おきなわ芸能フェスティバル2021~いちゃりばちょーでー祭~」でミニライブを実施した。

サブタイトルの「いちゃりばちょーでー」は沖縄の方言で「一度会えば皆兄弟、一期一会」という意味が込められている。「世界にエコを民衆の心に平和を、生活に琉球人の知恵を」をテーマに活動するゆいがーるが、来年の沖縄本土復帰50周年を祝して沖縄の伝統芸能を伝えるスペシャルライブを行った。

2部制で行われたフェスティバルの第1部では、琉球王朝時代から続く沖縄伝統芸能として代々受け継がれてきた琉球舞踊、三線、エイサーなどが次々と披露された。

第2部では、ゆいがーるによるミニライブが展開された。「カンヒザクラ」「琉球 KOKOROCK」など11曲を歌唱し、盛り上げた。

リーダーSHOKOは「記念すべき第1回『いちゃりばちょーでー祭』で沢山の方に沖縄を堪能してもらえたと思います」と手応えを示し「来年復帰50年を迎える故郷沖縄。琉球王朝時代から続く沖縄伝統芸能は本当に素晴らしく誇らしく、そして守り続けていかなければいけないと強く感じました」と思いを明かした。

来年について「小さな活動をコツコツ大事にし、さまざまな場所へ訪れ、ゆいがーるの発信する沖縄! や今! を歌とゆんたく(話し)で届けていきたいです」。

続けて「『時には子供からおじーおばーまで家族そろっての時間を、ゆいがーると過ごしませんか!』を合言葉に来年は飛び回り元気と勇気、愛の種をまき一緒に育てて行けたら、こんなに幸せな事はないですね。そして2回、3回と『いちゃりばちょーでー祭』が発展し続いていく様、日々まい進して行きます」と誓った。