NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の23日に放送された第39話の平均世帯視聴率が17・9%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高記録は第23話の17・7%で、今回の放送で最高を更新した。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、成長したるい(深津絵里)は、18歳になっていた。雉真家は千吉(段田安則)が息を引き取った。勇(村上虹郎)と雪衣(岡田結実)には息子の昇がいた。

るいは雉真家を出て1人で生活を始めたいと岡山を離れることに。向かったのは大都会・大阪。見たこともないほど華やかな建物や街の人々の様子を見て、胸をときめかせるるいだったが、道でぶつかりそうになった自転車をよけたところ、仕事の面接のためにせっかく新調したワンピースを汚してしまう。責任を感じた自転車の持ち主・竹村平助(村田雄浩)は、経営するクリーニング店にるいを連れていく。