日本発プロダンスリーグ「D.LEAGUE21-22」第4戦が24日、東京・有の東京ガーデンシアターで行われ、「FULLCAST RAISERZ」が第3戦に続いて2連勝した。

今回は、昨季のRoundでも勝利したことがある「RAISERZ学園」をテーマにショーケースを展開。TikTokでバズるといわれるダンサー&振付師の「えりなっち」がSPダンサーとして参加し、コミカルかつ、持ち味のクランプの力強さを融合させ、審査ポイントではKADOKAWA DREAMSに5ポイント差をつけられたが、オーディエンスポイントで逆転した。

ディレクターのTWIGGZ“JUN”は、逆転できた要因について「水抜きして(作り上げた)彼らの肉体美じゃないですか? 長いシーズンの中で、ワクワクすることをやりたい。それが伝わればと思いましたし、えりなっちが入ることでよりおもしろい作品になりました」と話した。

もともとDリーグや、同チームのファンだったというえりなっちは「おちゃらけダンサーが入ってフルボッコにされたらどうしようと思っていたので、優勝できて良かったです。私でいいのかな? とは出番の2秒前まで思ってました…。普段は9割顔で踊っているので、全然違うシーンに飛び込みました」と笑顔を見せた。

プロリーグを実際に体験し「思ったよりも壮大でした。自分だったら、毎回同じ動きとかになってしまうと思う。それをフルコースでつくってるのは本当にすごい…皆さんのすごさを感じることができました」と話した。