女優深田恭子(39)と不動産会社シーラホールディングスの杉本宏之会長(44)が年内にも結婚する方向で調整していることが12月31日、分かった。

杉本氏は周囲に結婚が近いことをうかがわせている。深田は昨年の「適応障害」治療中、自社の業績も好調な杉本氏のサポートを受け、コロナ禍で将来を見据えつつ愛を深めたとみられる。40歳の節目を迎える今年、私生活でも幸せを手に入れることになりそうだ。

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複数の関係者によると、深田と杉本氏は今年中にも婚姻届を提出する方向で調整しているという。深田は11月、40歳の誕生日を迎える。大きな節目の年に、幸せなゴールインをすることになりそうだ。2人とも、子供をつくりたいとの願望が強いといい、幸せな家庭を築きたいという思いが、結婚を後押しする側面もあるとみられる。

杉本氏を知る人によると、結婚について「タイミングがきたらお伝えします」という趣旨のことを話しているといい、その日が近いことをうかがわせている。

交際は19年1月に報じられ表面化。同5月には金沢旅行が、同11月には杉本氏が企画した深田の誕生日会が開かれたなどと一部で報道された。深田は昨年5月26日、適応障害治療で芸能活動を一時休止すると、所属事務所を通じ発表。主演予定だった同7月期フジテレビ系連ドラを降板した。

深田は同9月2日に活動再開をインスタグラムで発表し「心と体も回復しまして」と報告。同27日に主演映画「劇場版 ルパンの娘」の完成イベントで、元気な笑顔を見せた。

約3カ月の休養を支え、復帰に向け温かくサポートしたのが、杉本氏だったようだ。杉本氏は昨年6月23日、自社の不動産サービス「利回りくん」のイベントに出席し、取材陣からプライベートで支えたい人はいるかと聞かれ「はい。お答えは難しいですけど支えていきたいです」と答え、事実上交際を認めていた。

シーラホールディングスの業績も好調で、勢いに乗る。昨年8月発売された杉本氏の著書、文庫版「たとえば、謙虚に愚直なことを継続するという習慣」(扶桑社)によると、同社はコロナ禍で売上高が一時激減。しかし杉本氏は全社員の給料をあえて大幅アップして士気を高め、デジタル化や組織改革断行でV字回復を成功させ、同12月期には過去最高益を達成したという。その経営手腕も業界で高く評価されている。

昨年12月末時点で、深田の公式サイトでは、今年の大きな仕事の予定は記載されていない。おめでたい報告の日が迫っているのかもしれない。

◆深田恭子(ふかだ・きょうこ)1982年(昭57)11月2日、東京都生まれ。96年ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞し芸能界入り。98年フジテレビ系ドラマ「神様、もう少しだけ」で脚光を浴びる。連ドラはTBS系「ダメな私に恋してください」、フジテレビ系「隣の家族は青く見える」など、映画は「下妻物語」など数々の作品で主演。30代では多くの写真集を出しビキニ姿を披露しヒット。163センチ、血液型O。

◆杉本宏之(すぎもと・ひろゆき)1977年(昭52)生まれ。不動産会社を経て01年、株式会社エスグラントコーポレーションを創業。05年不動産業界史上「最短最年少」で上場させたが、リーマン・ショックの影響で09年民事再生を申請。自己破産し巨額負債を抱えたが復活し、10年シーラホールディングス創業。グループ売上高197億円まで成長させた。著書に「30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由」など。