国内最大級の野外音楽イベント「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル(ROCK IN JAPAN FESTIVAL)」が開催地を茨城から千葉に変更すると発表したことを受け、ラジオ局「LuckyFM茨城放送」を運営する株式会社茨城放送(本社茨城・水戸市)は5日、「独自の音楽フェスを企画する」と発表した。

茨城放送は「ROCK IN JAPAN FESTIVALが茨城を離れる旨の報告を受けて、独自の音楽フェスを企画することを決定しました。合言葉は『茨城のフェス文化の灯を消すな!』です」との文面を公表。「企画にあたり茨城放送は運営委員会を組成、茨城放送取締役オーナーの堀義人が運営委員長に就任しました。他にも代表取締役社長の阿部重典、イベント事業部リーダーの鬼澤武文、茨城ロボッツの事業系子会社である株式会社いばらきスポーツタウン・マネジメント代表取締役の川崎篤之が運営委員を務めます」とした。

また「開催場所や時期は現時点では未定です。関係各所と連携しながら詳細を詰めていき、本年8月に独自の音楽フェスを開催すべく最善の努力をしてまいります」としている。

堀氏もツイッターで「いつ、どこで開催できるかは、わからないですけど、僕が前面に立って『やる!』という意思だけは表明します。茨城でフェスやります!」と、決意をつづっている。

「ロック・イン-」は5日に公式サイトで、感染対策などを理由に、これまでの茨城・ひたちなか市の国営ひたち海浜公園からの会場変更を公式サイトで発表していた。