女優田鍋梨々花(18)が、来月27日にスタートする日本テレビ系連続ドラマ、Zドラマ「卒業式に、神谷詩子がいない」(日曜午後1時45分、関東ローカル)に出演することが17日、分かった。

同作は、「Z世代に向けたエール」をコンセプトに、ドラマの世界観をメディアや手法にとらわれず、SNS、楽曲、ライブ配信、映画、舞台など自由なカタチで描き出すドラマプロジェクト。複雑な家庭環境や中学時代のトラウマから明るい未来を思い描けずにいた主人公・神谷詩子(茅島みずき)とダンスをきっかけに意気投合した高校生6人の青春群像劇。

田鍋は、6人組の1人、安藤しず香役を演じる。「私は同年代の人に比べると青春を味わってこなかったなと思うせいか、6人の日常的な、普通のやりとりがすごくキラキラして見えました」と脚本を読んだ感想を示した。

現在ダンスレッスンに励んでいるといい、「ダンスシーンの撮影を無事成功させたいし、楽しんで撮影できたらいいなと思っています」と同世代との撮影を心待ちにした。

タイトルにちなんで「卒業式」の思い出について「卒業式というワードに弱くて、(専属モデルを務める)雑誌『Seventeen』のモデルたちの卒業式も含めて、参加した式では9割泣いてしまいます」と明かした。

Z世代に向けた作品ということもあり「同年代の皆さんは自分の好きなこと、楽しめることを見つけて、今を全力で楽しんで欲しいです。そして、自分自身のことを好きになって欲しいです」と呼び掛けた。

中川大輔、莉子、杢代和人も出演する。