タレント荒木由美子(61)が18日、九州佐賀国際空港で行われた「佐賀-上海就航線10周年企画『中国路線プロモーション』」イベントに出席した。

79~80年に放送されたテレビ朝日系主演連続ドラマ「燃えろアタック」の同名主題歌を熱唱して、オンラインでつないだ日中の両空港から大きな拍手を浴びた。

佐賀・神埼市出身の荒木は、76年にホリプロスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞して上京。「小さい頃は、夏になると唐津に海水浴に行って、有田の陶器市に行ってました。佐賀の素晴らしさを中国にも伝えたい」と振り返った。

83年に歌手湯原昌幸(74)と結婚して引退したが、04年にタレント活動を再開。後押ししたのが「燃えろアタック」が中国で「排球女将」の題名で放送され、視聴率85%を記録する超人気となったこと。役名の小鹿純子の中国語読み「シャオロン・ツーツー」として、中国では今でも絶大な人気を誇る。「40年たった今でもファンの方がいてくださいます。毎年のように行って、番組にも出演させていただいています。第2の故郷の上海のためにもお役に立てれば」と笑顔を見せた。【小谷野俊哉】