タカラジェンヌを養成する宝塚音楽学校110期生の合格発表が30日午前、行われ、40人があこがれの扉を開く切符を手にした。

今年も3年連続で、本科へ進学する在校生による合格者番号掲示はなく、ホームページでの発表。

受験者数は692人、競争率は17・3倍で、今世紀に入って最少となった。昨年は697人、競争率は17・4倍で、今世紀最少だったが、更新した。

そもそも、競争率が20倍を切ったのは、昨年が07年95期以来、14年ぶりだった。

長引く新型コロナウイルスの影響で、昨年までと同様に受験準備などが進まなかった志望者もいたとみられる。

110期生の入学式は4月16日に行われる。